松徳硝子


職人の手造りにこだわった飲食をより楽しく、より美味しく彩る硝子器


 松徳硝子は、大正11年(1922年)、村松庄太郎により、電球用ガラスの生産工場として、創業しました。その後、時代の変化により、電球も職人による手吹きから、機械による製造にとって代わり、主要製造品目をガラス器へ移行することとなりました。その後も引き続き、職人による手仕事にこだわり、数千種類にも及ぶ手作りガラス器を製造して参りました。  中でも、電球製造で培った薄吹きの製法に磨きをかけ、「一口ビールグラス」と呼ばれ、江戸硝子として古くから、料亭や割烹で広く愛用され続けて来た薄吹きグラスのご注文を数多く頂くこととなりました。
 この「一口ビールグラス」や、松徳硝子の原点である「電球」、そして、これまで作り上げた数千種類にも及ぶガラス器製造のノウハウを元に、長期間に渡り、更なる品質の向上、製品イメージの図案化、技術研究開発と数々の失敗を繰り返し、平成元年、遂に理想とするグラス「うすはり」が完成。その後も、更なる品質の向上、技術研究開発に努め、ビール・お酒・飲み物を「より美味しく飲むことが出来るグラス」として、高い評価を頂いております。
 また、2005年には廃棄蛍光管を原料とした「e-glass」を発表。2006年、グラスとしては、日本初のエコマーク商品に認定されました。環境面に配慮したモノづくりをモットーに、2006年には、製造工程で発生する水質汚染問題に考慮し、一般的なクリスタルガラスで使われている鉛(酸化鉛)の使用を停止。長年の技術研究開発により、鉛をバリウムで代替する技術を確立し、無鉛クリスタル(バリウムクリスタル)に変更しました。
 これからも、手作りガラスの生産工場として、職人による手仕事にこだわり、より良いグラスをひとつでも多く作りだす為に尽力して参ります。

 

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