gusswerk グスヴェルク


オーストリアから
ヨーロピアン・ビア・スター金賞受賞ビール


 グスヴェルク醸造所(BRAUEREI GUSSWERK)は2006年オーストリアのザルツブルクにて、オーガニック専門のブルワリー(ビール醸造所)として現醸造長兼最高経営責任者のラインホルト・バルタ(Reinhold Barta)により設立されました。

 グスヴェルク(GUSSWERK)とはドイツ語で「鋳造所」という意味なのですが、創業当初の醸造所が鋳物を造る鋳造所の跡地を利用した建物であったことからGUSSWERK醸造所という名前で営業を開始しました。 ヨーロッパにおけるビール醸造家達の権威である「EUROPEAN BEER STAR」(ヨーロピアン・ビア・スター)で2013年にWEIZENGUSS(ヴァイツェングス)が金賞を受賞するなど多くの賞やコンペにて優秀な成績を残す等、実力派のブルワリーとしてヨーロッパのビール業界にその名を知られるところとなっています。

 醸造長=ラインホルト・バルタはウイーンおよびアイルランドにて醸造について学んだ後、オーガニックビールの醸造を開始。この時からオーストリアにおけるクラフトビールのパイオニアとして名を馳せることになり、2006年のグスヴェルク醸造所設立を経て2011年には「Biersommelier des Jahres」(ビア・ソムリエ・オブ・ザ・イヤー)を受賞するなど、現在もオリジナリティーあふれるビールの醸造を続けています。


醸造所について

 世界的なブームとなっているクラフトビールの流れは、伝統的なビール醸造が主流のドイツやオーストリアといったアルプス周辺の地域にまで波及し、ザルツブルクのグスヴェルク醸造所などは伝統だけにとらわれない独創的なビールを発表しています。例えばI.P.A.と呼ばれ世界的な人気となっている『インディア・ペール・エール』は通常大麦麦芽を使用しているものが主流ですが、グスヴェルクからは小麦を使用した欧州初となる『ヴァイセス(白)I.P.A.』を発売し、多くのビール関係者から注目を集めています。他にも満月の日のみに限定醸造される『ジェイコブスゴールド』や、麦芽を煮沸する際に真っ赤に熱した石を釜に投入する中世の醸造法を再現した『シュタインビア』、気温の低い季節にこそ楽しみたい度数9%超の『トリプルボック』と呼ばれるストロングビールなど、個性的なビールを豊富なラインナップにて提供しています。

 グスヴェルク醸造所は、独創的なビールを発表するだけではなく、使用する原材料は全てEUおよびオーストリアで有機認証された素材のみを使用するという、オーガニック醸造所という側面も持ちあわせています(日本国内では『有機農産物加工酒類』として販売)。 その独創性と素材や製法に対するこだわりは、ヨーロッパにおけるビール醸造家の権威である『EUROPEAN BEER STAR』金賞や『GLOBAL CRAFT BEER AWARD』での受賞をはじめとする数多くの受賞歴となって品質の高さを証明しています。

 

オーガニック醸造所

 ヨーロッパ各地のスーパーなどの食品売り場でたびたび見かける『BIO』の文字。これは主にBiological(生物学的な)という形容詞の省略語として使用されています。Biological agriculuture、つまり化学肥料や農薬を使わない生物学的農法≒有機農法で栽培された植物や、そうして収穫された作物を使用した加工品などに対する認証方法として、各国で基準が設けられています。

 植物だけでなく基準をクリアした方法で飼育された動物を原料とした食品や、コスメティック用品、その他生活用品などに幅広く基準が設けられており、この基準をクリアしたものは『BIO』製品として認証されています。同じくBIOの3文字から始まる単語として『BIODYNAMIC(ビオディナミ)』という考え方も存在しますが、これは天体の運行に基づき、種蒔、収穫などの時期を決めたり、タンポポやカモミールの花などを土壌強化の目的で肥料のように使用する農法です。ビオディナミに関してはDEMETER(デメター)などの認証機関が存在しています。

 グスヴェルク醸造所のビールは全て、EU、オーストリアのBIO認証を取得しておりJAKOBSGOLDなど一部のアイテムはデメター認証も取得しています。

 

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